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風のように~PART2~

[141]  千歳  2008-12-09投稿
丁度その頃の携帯事情と言えば今のワンセグテレビでは無くFMラジオ搭載であった。

彼はそこである番組と出会う。

"鬼玉"

それは視聴者が比較的若く中高生に人気の番組である。
最初は何気無く聞いて居たのだが恋愛相談の話しとなると耳をそばだでていたのも言うまでも無い。

何よりMCが面白く、お題が出ては投稿し、自分の名前が呼ばれては悦に浸っていた。

ラジオを聞き初めて3ヶ月が経ち入学してから5ヶ月が経った頃、趣味である映画の試写会の懸賞があった。

彼は映画が好きという素直な気持ちのまま投稿し、見事試写会のチケットを手に入れた。
タイトルは"電車男"
よりによってオタク男性がキャリアウーマンと恋に落ちる映画である。

彼は気になる人が居た。
それは携帯のサイトを運営し、彼氏が居ないという情報だけ、という言わば賭けとも言える女性。
果たしてそれが本当に女性なのか判らないが日も迫っていた為、誘う相手も他に居なかった。


当日、待ち合わせ場所には確かにオタクですと見てとれるような女性が立って居た、彼は「女の子の事知らないし勉強したい、そして何より恋したい」という考えでしか無かった。
映画が始まる頃ラジオのMCが登場し、軽

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