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わたし海賊希望な女子高生?9

[461]  うりぼう  2008-12-09投稿
不死鳥『まっ巻いたか!!さすがに蒼き石を二つ持つものには叶わん・・・・』
沙兎耶『蒼い石?』
私は不思議な顔で問った       
不死鳥『蒼き石とは水の神の片目だ!君の持つ火の神の片目に比べると半分も力がないが、あの海賊はどういう訳か二つ持っていた!』

沙兎耶『 どんな力なの?』

不死鳥『水を操り、大地を飲み込む、全てを海に変えてしまう事も、考えられる!!』

沙兎耶『私の石は?』

不死鳥『火は全てを燃やし浄化させてしまう。例えば海をも奪う事ができる!!最も、今の君では不可能な話だがな!!君はさっきあの海賊と一戦したろう!まぁ一戦というより逃げ回っていただけだが』

沙兎耶『ムカッだって刃物振り回すんだよ!!見てよ!この腕の・・・・!!腕の!!』

私の目には綺麗に傷もない腕がそこにはあった!!

沙兎耶『あれっ傷は!!』

不死鳥『不思議ではない。時放たれた力が君に治癒能力を与えているのだ。本来生身の人間があの海賊に相手されたら、一瞬にして、水圧により、心臓破裂位おきても不思議ではない!』

私はゾクゾクしてきた・・・・・

沙兎耶『つまり』

不死鳥『つまり今の君の一つの石と、海賊の二つの石が同じ力で、中和状態になり、戦闘では、生身の戦いになっただけの話だよ。』

ゾクゾク・・・・ゾクゾク・・・・ドクンドクン・・・・ドクンドクン

沙兎耶『つまり』

不死鳥『つまり?・・・・』

不死鳥は少し困った顔で話を続けた。

不死鳥『私は過去の悲惨な事件を浄化するために、つまり海賊共を浄化するために、君を・・・・正確には君と石を向かえに来たのだ!!火の神の片目以外は、海賊もしくは悪の手に落ちているだろう。恐らく9割がた』
ゾクゾク・・・・ドクンドクン

不死鳥『しかし石の中でも、トップクラスの火の力があれば、海賊もしくは悪を浄化出来る!!』

沙兎耶『海賊は・・・・ドクンドクン・・・・ドクンドクン海賊は』
不死鳥『どうした』
沙兎耶『海賊は悪じゃない!!だって海賊には夢があるんだよ!!』

不死鳥『なにを急に!!』

沙兎耶『私はあなたに助けてもらったことを一生忘れない。ありがとう!!でもね・・・・わたし海賊希望な女子高生なの!!火の力の海賊になるの!!』

不死鳥『は、はーー???』
不死鳥のあきれ顔は最上級に呆れてきた!!!

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