エリザベスドール?(20)
エリザベス人形の事が話題になると、アースルは安堵した表情で人形騒動の事について話した。
「あんな奇怪な人形騒動は初めてだったよ。
犠牲者も出たし、もうすぐウチへやって来る…ルーク・ハリーと言う青年が一番の被害者だ。
騒動は治まったのに、彼の心は癒されてはいない…」
そこへ…
アースルの言葉を遮るように、誰かが口を出した。
「人形騒動はまだ、終わってませんよ会長」
振り返るアースルとキャリー。
ルークの姿が出入り口にあった。
「おお、ルーク君来たか。入りなさい」
手招きするアースル。
「お話し中だったでしょう? イイんですか?」
「私は構いませんよ」
とキャリーが言う。
失礼しますと言って、ルークは部屋に入って来た。
同伴者を紹介する。
「クラスメートのジョージ・ハンクスです」
「初めまして、ジョージ・ハンクスです」
「アースル・バーソロンだ、よろしく」
互いに握手を交わすジョージとアースル。
更にアースルは、キャリーを紹介する。
「昔、ウチでメイドとして働いていたキャリー・コルベットだ」
「キャリー・コルベットです」
2人に握手するキャリー。
「は、初めまして!」
ドキドキの2人、キャリーの美しさに目が奪われたのだ。
アースルに促されて席に座る2人。
アースルが質問した。
「人形騒動はまだ、終わってないって君は言ったけど…どう言う事だ?
エリザベスにまだ何か、問題があるのかな?」
「問題なのは、ローズマリー人形の方です」
「ローズマリーの方?
まさか君、あの人形も動くってワケじゃないだろうね?」
ルーク、興奮気に、
「その、まさかです!
あの人形も…エリザベスと同じように動くんです!」
「でもそう言った連絡は、モグレ警部からは来てないがね」
「じゃあまだ、動き回ってはいないんですね」
「大学に提供されたあの人形が、動くってどう言う事だ? エリザベスの場合は特別だ。
娘の魂が憑依していたんだからね。ローズマリーも、誰かの魂が憑依しているって事なのか?」
「あんな奇怪な人形騒動は初めてだったよ。
犠牲者も出たし、もうすぐウチへやって来る…ルーク・ハリーと言う青年が一番の被害者だ。
騒動は治まったのに、彼の心は癒されてはいない…」
そこへ…
アースルの言葉を遮るように、誰かが口を出した。
「人形騒動はまだ、終わってませんよ会長」
振り返るアースルとキャリー。
ルークの姿が出入り口にあった。
「おお、ルーク君来たか。入りなさい」
手招きするアースル。
「お話し中だったでしょう? イイんですか?」
「私は構いませんよ」
とキャリーが言う。
失礼しますと言って、ルークは部屋に入って来た。
同伴者を紹介する。
「クラスメートのジョージ・ハンクスです」
「初めまして、ジョージ・ハンクスです」
「アースル・バーソロンだ、よろしく」
互いに握手を交わすジョージとアースル。
更にアースルは、キャリーを紹介する。
「昔、ウチでメイドとして働いていたキャリー・コルベットだ」
「キャリー・コルベットです」
2人に握手するキャリー。
「は、初めまして!」
ドキドキの2人、キャリーの美しさに目が奪われたのだ。
アースルに促されて席に座る2人。
アースルが質問した。
「人形騒動はまだ、終わってないって君は言ったけど…どう言う事だ?
エリザベスにまだ何か、問題があるのかな?」
「問題なのは、ローズマリー人形の方です」
「ローズマリーの方?
まさか君、あの人形も動くってワケじゃないだろうね?」
ルーク、興奮気に、
「その、まさかです!
あの人形も…エリザベスと同じように動くんです!」
「でもそう言った連絡は、モグレ警部からは来てないがね」
「じゃあまだ、動き回ってはいないんですね」
「大学に提供されたあの人形が、動くってどう言う事だ? エリザベスの場合は特別だ。
娘の魂が憑依していたんだからね。ローズマリーも、誰かの魂が憑依しているって事なのか?」
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