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60日の命

[351]  青空  2008-12-10投稿
今僕は、前を見て進んでいるだろうか?
           君からもらった、 沢山の愛を同じように君に与えられているだろうか?
           今でも君を思う気持ちは変わらない。
これから先も、ずっと…
           君は、幸せだったかい?
僕は、どれだけ君の笑顔に救われたんだろう?
           君の小さな手が、僕の手をきゅっと握るたびに、なにもかも忘れさせてくれたんだ。
           
長いようで、短い二ヶ月だったけど、君に出会えた事を、幸せに思う。

6月30日、君は僕達の間に生まれて来たんだ。
でも、予定日よりも\r
三ヶ月以上も早い出会いだった。

486グラム…かなり小さい…片手で収まるんじゃないか?      テレビで見るような光景だった。

まさか、自分達の子供が
こんな形で生まれて来るなんて…
そんな気持ちが沸き上がってくる。

でもどんな形であれ、なんだかうれしかった。
そんな気持ちと複合するように、複雑な気持ちも芽生えて来た。

先生からは、『障害などの可能性もあります。ちゃんと成長する保証はありません。』
現実を突き付けられたような気がした…

色んな事が頭をよぎる…
これから、どうなるんだろうか?

それから、二日後の7月
2日二人目が産まれた。
この子達は双子で、本来は一緒に産まれてくるはずだった。

少しでも母体に居たほうがいいとの事で、陣痛を遅らせていた。

でも長くももたず、産まれてきた。
586グラムだった。
一人目より100グラム大きいだけだった。

でも、その100グラムがすごく大事だった…
1グラムでも多いに越したことは無いのだから。

そして、長く短い日々が始まった。
君との思い出が沢山詰まった日々が…

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