冬の星空
『またか...』
今日も一人の男に
抱かれた。
「また連絡するわ」
「うん」
「おやすみ」
「おやすみ」
バタン
車を降りた。
寒い冬の真夜中
見上げる夜空には
いつも輝く星が
無数に散らばってた。
あたしの名前は
"ゆき"。
16歳で
普通の公立に通う
女子高生。
恋愛なんか
くだらない。
するだけ時間の無駄。
抱かれるくらい
平気だ。
お金??
そんな汚いものは
いらない。
セックスなんて
一瞬のこと。
愛なんていらない
求めないし
与えない。
あたしはどんどん
汚れていった...
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