。+:*○ tone poem -音が奏でる恋の詩-*7*
なんで今更…。私が好きなの知ってたくせに…。
「い、井上…。」
勇介が肩を抱き上げてくれた。
席に座るなり、机にうつぶせに伏せて、顔を腕で覆い隠した。
「どう、ど、どうしたんだ?」
愼介が心配そうに声をかけてくれた。
答える言葉なんてない…。
4時間目が終わった。
泣き止んでいた私を問いただしてくる愼介。
勇介は、話すまで待つ感じ。
「井上、大丈夫?」
勇介が声をかけてくれた。
「うん。大丈夫。」
私は精一杯の笑顔で答えた。
「何で悲しいの?好きだったんだろ。両思いじゃん。」
たしかにそうだけど…。
「だったから。好きだったじゃん。今はもう好きじゃないんだよ。もっと早く言ってくれてもよかったのに…。だから、気持ちは中途半端じゃん。好きになれないよ。」
うつむいてしゃべっている私に勇介はそっと頭をポンッポンッとなでて言った。
「確かにそうだな。洸にはそう言って来たらいいんじゃないか?それが1番いいよ。」
そうだけど…。でも、自分がほんとにそれでいいのかな…。
私は好きだったんだよ。それに、その人が『好きだ』って言ってくれてるんだよ…。付き合ったっていいじゃん…でも、…好きじゃないのに付き合うのって…。
心に必死に問いただしてた。
どうすればいいの?って…。
「い、井上…。」
勇介が肩を抱き上げてくれた。
席に座るなり、机にうつぶせに伏せて、顔を腕で覆い隠した。
「どう、ど、どうしたんだ?」
愼介が心配そうに声をかけてくれた。
答える言葉なんてない…。
4時間目が終わった。
泣き止んでいた私を問いただしてくる愼介。
勇介は、話すまで待つ感じ。
「井上、大丈夫?」
勇介が声をかけてくれた。
「うん。大丈夫。」
私は精一杯の笑顔で答えた。
「何で悲しいの?好きだったんだろ。両思いじゃん。」
たしかにそうだけど…。
「だったから。好きだったじゃん。今はもう好きじゃないんだよ。もっと早く言ってくれてもよかったのに…。だから、気持ちは中途半端じゃん。好きになれないよ。」
うつむいてしゃべっている私に勇介はそっと頭をポンッポンッとなでて言った。
「確かにそうだな。洸にはそう言って来たらいいんじゃないか?それが1番いいよ。」
そうだけど…。でも、自分がほんとにそれでいいのかな…。
私は好きだったんだよ。それに、その人が『好きだ』って言ってくれてるんだよ…。付き合ったっていいじゃん…でも、…好きじゃないのに付き合うのって…。
心に必死に問いただしてた。
どうすればいいの?って…。
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