幸せのかたち続?
ガチャ
ゆず
『はいはーいお茶だよ?
………何????』
めぐ
『今結衣とゆずの話してたとこ』
ゆず
『あーおかんのこと?!』
結衣
『何でさ、もっと早くいわないの?!ウチラの前でまで無理しなくて良いから!』
ゆず
『だってさ!!!!
…そんな、迷惑とかかけたくないじゃんか
今結衣だってめぐだって大変な時にさ』
めぐ
『…だから何?
ゆずだって辛いのに、めぐが泣いてたらどんなときもかけつけてくれるでしょ?!』
結衣
『そうだよ!お互い様なんじゃん??迷惑かけられる連れがいるだけうちらは幸せもんだよ?』
ゆず
『ごめん』
めぐ
『 それで???
これからどうするよ?!』
結衣
『まず家だよね。いっそのこと引っ越せば?!ここじゃ家賃も高いでしょ』
めぐ
『けど金は?!』
ゆず
『とりあえず…十万くらいなら…それと来週給料日で十万は入るかな…』
結衣
『まーなんとかなるでしょ』
めぐ
『でもまた親が戻ってきたりした場合は??』
ゆず
『そうなんだよね…あの人気まぐれだから?』
めぐ
『…ゆず…?』
ゆず
『ん?』
めぐ
『親のこと、好き?…憎んだりしてない???』
ゆず
『…憎んではないかな
きっとあの人は自分の幸せが一番大事なだけなんだと思うんだよ』
結衣
『わかるけど!!
わかるけど…ゆずの幸せは???』
ゆず
『あたしは連れがいればそれで十分?』
結衣
『ばかじゃない?!どこまで強がるの!!!ゆずはしっかりしてるけど、うちら所詮17だよ?!……もっと、無責任でも良いはずだよ。』
めぐ
『そうだね…もういいよ
ゆずは十分今まで頑張った』
結衣
『うん
もう、一人で抱え込まなくていいよ』
ゆず
『………ありがとう』
ゆずは、珍しく、泣いた。幼い子供のような顔をして、声をあげて泣いていた。
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