エンブレム〜序章〜?―?
「?そりゃ誘拐なんてしたんだから学校に居られるわけないじゃない」
「俺の話欠片も信じてないばかりか普通に人にばらしてんじゃねぇか!」
なんて約束殺しの女だ。
しかもその事に対して罪悪感を全く感じてないところがまたスゲェ。
「冗談はさておき、ホントにあんたはあの人を拐ってきたわけじゃないのね?」
「当たり前だ!」
「《じっ…》」
「な、何だよ」
「うん、嘘は付いてないわね」
「へ!?」
「まあ、もしあんたに知らない女の子拐ってきてイイこと宜しくみたいな事が出来る程の男だったら私も麻衣ちゃんも苦労する必要なんて無いのになぁ」
「ちょっ…まっ…はぁ!?」
「ん、どしたの」
「何で今お前は俺の目を覗き込んだだけで真偽の判別が出来たんだよ!お前は読心術の心得でも持ってんのか!?」
「…ふぅ、だから何べん言わせんのよ。私達もう十五年来の仲なんだから、嘘付いてるときの特徴くらいもうとっくに見切ってるわよ」
「なっ…ちょっと待て!だったら先刻までの押し問答する必要なかったじゃねぇか!」
「一応下心の有無やどういった状況だったのか知りたかったのよ、それにあんたからかうと面白いし」
「そっちが本音か!」
「俺の話欠片も信じてないばかりか普通に人にばらしてんじゃねぇか!」
なんて約束殺しの女だ。
しかもその事に対して罪悪感を全く感じてないところがまたスゲェ。
「冗談はさておき、ホントにあんたはあの人を拐ってきたわけじゃないのね?」
「当たり前だ!」
「《じっ…》」
「な、何だよ」
「うん、嘘は付いてないわね」
「へ!?」
「まあ、もしあんたに知らない女の子拐ってきてイイこと宜しくみたいな事が出来る程の男だったら私も麻衣ちゃんも苦労する必要なんて無いのになぁ」
「ちょっ…まっ…はぁ!?」
「ん、どしたの」
「何で今お前は俺の目を覗き込んだだけで真偽の判別が出来たんだよ!お前は読心術の心得でも持ってんのか!?」
「…ふぅ、だから何べん言わせんのよ。私達もう十五年来の仲なんだから、嘘付いてるときの特徴くらいもうとっくに見切ってるわよ」
「なっ…ちょっと待て!だったら先刻までの押し問答する必要なかったじゃねぇか!」
「一応下心の有無やどういった状況だったのか知りたかったのよ、それにあんたからかうと面白いし」
「そっちが本音か!」
感想
感想はありません。