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贈りもの-5-<決心>

[307]  So-n  2008-12-15投稿
その日を境に、藤子と幹弘はホーム越しに会釈をするようになった。





幹弘は会社の少し古びた給湯室でインスタントコーヒーを煎れ、デスクの固い椅子に腰をおとす。


(…もどかしいな)

幹弘は藤子にもっと近づきたかった。

頭の中はそれしかない。今までホームでは見ることのできなかった藤子の笑顔、聞くことのできなかった声をきいてしまった。
今、幹弘の心は藤子で占められている。

(顔見知りになってから2週間、気づけば会釈する程度なだけだ)

(これじゃあ、本当にただの顔見知りじゃないか)

(近づきたい!)





【近づきたい】

幹弘はその一心で行動に出る。


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