携帯小説!(PC版)

流れた想い

[329]  2008-12-16投稿
そんなに限界だなんて



思ってもいなかっただろう?




こんなにはちきれそうな涙だったなんて

気付きはしなかったろう?





「辛かったな」



そう言われて




あんたが涙をこぼしたから



僕は込み上がるなにかを押さえ込むのに必死だった



ひとつ、話す事に落ちる涙はどのくらいだったろう?


あめみたいに次から次に流れていて



僕の方はというと




心は酷く静かで



ただ何か冷たいものが募っていく
そんな感じで




まるで雪が降ってるみたいに







罪悪感が降り続く





なのに何でそう想ったんだろう?







あんたの泣き顔に心はひきつけられて






愛おしくて仕方なかったのです

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