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初恋-募る雪-

[109]  なお  2008-12-16投稿
寄り添うように、優しい言葉たちがつまった箱を私は大事に握りしめ、家路についた。

「これアメリカにいってすぐの頃のだ…」
手紙ありがとう。まだ学校馴染めないんだ。色が違うんだ。キラキラしない。傍に大切な人がいないからかな?…会いたいよ。

「これは…」
寂しそうな目がしてたね。
寂しくさせてるのはわかってる。本当にごめん。
俺も寂しい。会いたい。

「これも…」
またキレイになった。
本当は傍にいたい、誰にも見せたくない。そんな気持ちになる。格好わるいな。会いたい。好きだ。

私にはこんな手紙くれなかった。
弱くて脆い姿、見せてはくれなかったね。

一番大切なのに。守ってやれない。ごめんな。

好きなやつ、いるんだろ?俺に遠慮してるのか?

俺に何が出来る?どうしたらまたあの笑顔見れる?

涙が止まらない。
「なおき…」
知ってたんだね?私の気持ちに、気付いてたんだね。

愛してる。失いたくない。だから…幸せに。

「ごめんね…弱くて、信じれなくて…ごめん…」
自分が選んだのに…私はもう何もいらない。
どうしたらいいの?
私はまだ伝えきれてない。

空からは白い雪がふって、辺り一面雪景色だった。

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