エンブレム〜序章〜?―?
…じゃあ!?
「おい、じゃあって何だよ!じゃあって!」
「…十四です」
「いや、だからじゃあって…」
「トゥエンティフォーです…」
「…分かりましたもう良いです」
あっさり退いた。
取り敢えず…そういうツッコミは後にしよう。
「じゃあ次私の質問。貴女はどうして森で傷付いて倒れていたの?」
おっ、真面目な質問だ。
「…無回答…」
そう言ったあと彼女は俯いた。
言えない事…なのか。
「…そう分かったわ。約束したもんね」
そう言って怜は退いた。
「次、質問ある人」
「はい」
今度は俺だ。
「ほい、シン」
「えと…まぁ今更なんだけどさ…あんた名前何て言うんだ?」
「あれ、あんたまだ名前聞いてないの?」
「ああ、何だかんだで聞きそびれちまってさ」
「普通、そういう事って会って最初にすることじゃない?」
「ぐ、いやまあそれ言われちゃ弱いけど…」
ただ出会いから先刻までの間でその事に気付いたのがあの瞬間だけだったからなぁ…。
「まあ良いけどね、私達も知りたかったし」
「お前も聞いてねぇのかよ!」
「いやー、最初聞こうとしたんだけどさぁ、何か忘れちゃってて。まぁ、いわゆるうっかりミスってやつ?」
「おい、じゃあって何だよ!じゃあって!」
「…十四です」
「いや、だからじゃあって…」
「トゥエンティフォーです…」
「…分かりましたもう良いです」
あっさり退いた。
取り敢えず…そういうツッコミは後にしよう。
「じゃあ次私の質問。貴女はどうして森で傷付いて倒れていたの?」
おっ、真面目な質問だ。
「…無回答…」
そう言ったあと彼女は俯いた。
言えない事…なのか。
「…そう分かったわ。約束したもんね」
そう言って怜は退いた。
「次、質問ある人」
「はい」
今度は俺だ。
「ほい、シン」
「えと…まぁ今更なんだけどさ…あんた名前何て言うんだ?」
「あれ、あんたまだ名前聞いてないの?」
「ああ、何だかんだで聞きそびれちまってさ」
「普通、そういう事って会って最初にすることじゃない?」
「ぐ、いやまあそれ言われちゃ弱いけど…」
ただ出会いから先刻までの間でその事に気付いたのがあの瞬間だけだったからなぁ…。
「まあ良いけどね、私達も知りたかったし」
「お前も聞いてねぇのかよ!」
「いやー、最初聞こうとしたんだけどさぁ、何か忘れちゃってて。まぁ、いわゆるうっかりミスってやつ?」
感想
感想はありません。