キャロルの秘密 9
打ち上げは、ライブハウスから徒歩十分たらずのとこにある居酒屋『元』で、いつものように行われた。
古賀と本間を中心に六人ほどの男ばかりで、ただ一人女性は恵子だけだった。
店に入るなり恰幅のいい天地が快く古賀達を迎えいれた。
「よっ、きたな。奥空いてるぞ」
一行は店長に頭をさげ奥の座敷へ行った。
「恵子ちゃん、お酒は?」古賀は恵子を隣に座らせて聞いた。
「私まだ、未成年だから」
それを聞いていた本間良介が口を挟んだ。
「こういうときは無礼講」
恵子は困った顔をしていたが良介の強い押しに負けた。
「じゃあ、一杯だけ」
良介はよしと手を打って「店長、大生七つ」と言った。
古賀と本間を中心に六人ほどの男ばかりで、ただ一人女性は恵子だけだった。
店に入るなり恰幅のいい天地が快く古賀達を迎えいれた。
「よっ、きたな。奥空いてるぞ」
一行は店長に頭をさげ奥の座敷へ行った。
「恵子ちゃん、お酒は?」古賀は恵子を隣に座らせて聞いた。
「私まだ、未成年だから」
それを聞いていた本間良介が口を挟んだ。
「こういうときは無礼講」
恵子は困った顔をしていたが良介の強い押しに負けた。
「じゃあ、一杯だけ」
良介はよしと手を打って「店長、大生七つ」と言った。
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