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ピンク色【アカネ】1

[545]  るぅ  2006-06-26投稿
しょせんなんとなく始まった私たちの恋は
なんとなく終わる運命だったのかもしれない
私―宮本アカネと松下ヨウが初めて出会ったのは、高校の入学式。遅刻して一番後ろに立たされてた時、更に遅れて来たのがヨウだった。
暇だったからなんとなく話しかけた。ヨウもなんとなく応じた。
そんな私達、たまたま同じクラスで席が前後だった。
毎日会うたびにどんどん喋るようになって、どんどん仲良くなって・・気付いたらいつも一緒にいるようになってた。

そして、7月2日。
いつものように昼休み教室で喋ってたらミナコが言ったんだ。
あんたらいい加減付き合ったら?って。

その日の放課後、ヨウが言った。

俺ら付き合っとく?

そうだね〜

・・なんてテキトーな始まりだろぅ。


それから1年経った今日――記念日デートをドタキャンされて、なんとなく思ったんだ。
もぅいいや。

今日でドタキャン4回目。学校でもクラスが違うからあんまり会わない。こぅやってなんとなく終わっていくんだ。それならいっそ、サッパリ終わらしてやろう。

TO ヨウ

別れよっ(●^∀^●)

送信。

あぁ、なんてあっけないんだろう。

感想

  • 1798: 切ないです。 [2011-01-16]

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