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わたし海賊希望な女子高生?21

[410]  うりぼう  2008-12-19投稿
恵理也は空高く両手を広げた!!

赤鬼『同じ手は喰わねーぞ!!その前に八つ裂きにしてくれるわ』

赤鬼は体中から角が生えだし、怒涛の如く恵理也に攻撃を仕掛けた!!

赤鬼『流れ撃つ電流がお前の槍ならば、天から落ちる前に、仕留めて見せよう!!』

きな『恵理也ぁあああ!!』

次の光景は光ではない・・・・・・・・

暗闇を支配した赤鬼は恵理也に光を作らせず、体中に角を生やし、恵理也に抱きついた!!
赤鬼『死に神をとったぞ・・・・・・・・』

そう言い残した赤鬼は、自分に起こった出来事を知ることなくこの世を去っていったのだ・・・・

恵理也『さっきの無駄な電気は角を採る為の、まぁ・・・・海賊への見せしめだ。。。本来ならば、心臓のみに注意するべき所だが・・・お前は無防備すぎた。。。』



東京都銀座・・・・・・・・とある高級店での出来事である。

『お客さん、箸を使わずに食べるのが通。醤油はネタの裏側に少しばかりつける!』
海賊ジルビィアは物知りなジィに連れられ、日本の寿司に舌包みしていた・・・・
ジルビィア『ほぅ・・・・なんて繊細な食べ物があるんだ。なぁ皆よ』

『おお!。脂がたまらんですぜ。前のコックじゃぁ、ない次元だ』

海賊ジィ『当たり前じゃ。日本のこの時代で常にトップクラスなのが寿司文化なんじゃ』

ジルビィア『大将とやら、我等は海賊だが、この魚はなんだね?この様な味は初めてだが?美味な物だ』
大将『お客さん。コハダが好きなんかい?嬉しいぜぇ我等職人にはたまらん褒め言葉!』

ジルビィア『ほう。。やはり職人技。』
『お頭!!コイツさらいましょうぜ!旨すぎですぜ』    
ジルビィア『まぁ。少し待て・・・・所で大将。見ての通り我等は海賊、何故、寿司を出した?』

大将『通の・・・食通の匂いがしたというか。まぁ今は、客も少ない。職人は客あっての価値がでるってもんだ。まぁ客が減ったのは海賊のせいだが、小さい事は気にしね〜主義なんで』

ジルビィア『気に入った。これから来る客もさぞかし喜ぶだろうな。』
 
ジルビィアは気づいていた・・・・お店を包囲した別の海賊の存在を
『おい!オヤジ!ありったけの寿司を作れ!!!でっかいやつをな!腹ぺこなんだ!』

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