携帯小説!(PC版)

想い

[147]  ふく  2008-12-21投稿
私の想いを踏みにじる
『もう帰るの?』
そんな愚問はやめて欲しかった
あなたの顔を見れば帰りたくなくなる
だからただ前だけを見て頷いた

あなたが以前
『お前とは付き合うよりも友達でいたい』と言った
だから私もそれに従った
その言葉にどんなに傷付いたか
どんなに大きな決意が要ったか

私からの連絡は辞めた
意味が無いような気がしたから
怖かったから
前からの約束だったから会った
もう次の約束は無い
私からは何も言えない
会いたくても踏み出せない
またあなたが誘ってくれたら私はいつでも飛んで行くけれど期待はしない
喜んだところで私は友達以外の何でもないのだから

別れるときにそんなに寂しそうな顔をしないで
踏み出す足が留まってしまいそうになるから
強く引き離して
いっそ『さよなら』と言って
どうにもならないのならばどうにもならないように冷たくして

一人になるとあなたの事を思い出す
あの時引き留められたら私はどうなっていたのだろう
あなたの寂しさを埋められるのが私だと分かっていたらあなたを抱きしめられたのに

あなたを愛して止まない夜にあなたに愛されない苦しさが襲う

未練を残さないように断ち切ったつもりなのに沢山の未練が残る
まだ忘れられない私は行き場の無い想いで胸が痛い

あなたはずるい
あんな表情を残して私の事なんて忘れて行くのだろう

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