エンブレム〜序章〜?―?
何でボクは生まれテキちゃったの?
何でボクはこの人とでアっちゃッタの?
何でボクはこの人と仲良くなっチャったの?
何デボクはこんな赤いセカイにミをひたシテいるの?
何デ…大好キな人ガコンなニクるシンでルのに何もデキなイの?
「だからね――シン?――シン!ちょっと聞いてるの!シン!!」
「え、あっはい!」
「もう、どうしたのよ急に黙りこくって」
「あ…あぁ…」
「全く……まぁ、そういうわけだからさ、力になれることがあったらなってあげてよ」
「ああ…でもそういうのってやっぱお前の方が上手いんじゃねぇか?」
そう、こいつは弟妹累計二十人近くを統率している実力者だ。
ということはそういう年下達の問題をいくつも解決してきたという訳なのだから俺なんかよりずっと上手くあいつを励ますことが出来ると思うのだが。
「勿論言われなくともそのつもりよ。ただね、こういう時ってのはある程度心を開いてる相手の方が効率が良いのよ」
「効率?」
「そうそう効率。例えそれが不本意な事だったとしても効率良ければそれ重視。これ重要ポインツ」
「へぇ…そういうもんか」
「案外そんなもんよ、そういうの…よし出来た」
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