AIT#31
“今までの爆走がカタツムリに感じた”
これがダルが初めに思った感想であった
15Kmの道のりをたった5分で行けるエドが恐ろしく感じた。っていうか物理的に無理だろ?と思いたいが実際に体感して……いやさせられたので否定しようが無い
それはそうと早くウリグススタジアムに入らなければ!車から降りたダルの足元がおぼつかないが、ここが踏ん張り所だ……大統領が来るまで15分を切ったのだから
「大統領はここの特別席で試合を見るんだってさ」
館内に入ったエドはケロッとした感じで受付にあった館内図をダルに見せた
「じゃ……じゃあそこにいる人間を確実に殺せるポジションは?」
ダルは口元を抑えながら聞くと
「爆弾が一番だと思うけどここのスタジアムは強度が弱くて一か所が駄目になると全部駄目になるんだ」
エドが指を一本立てて答える
「……じゃあ爆弾は無いな。何かないか?ここ最近変わった事は?」
「変わった事?」
「リスター警部が最近暗殺未遂が起きているって言ってただろ?」「あ〜なるほど」
エドは納得して受付に向かった。流石のエドもそんな情報まで持って……いや、覚えていないって言った方が良いだろう。昔エドのパソコンを見させてもらったがジャンルを問わず色々な事があり1秒でパソコンを閉じた事がある
そんな事を思い出しているとエドが戻ってきた
「些細な事で良かったらって言われたんだけど、最近屋上の鍵が開いていた事があったんだって」
サラッと言うエドに
「屋上の鍵が開いていたって全然些細じゃねーじゃん」
ダルが驚くと
「まぁその日は管理人が酔っ払っていたらしいんだ」
(大丈夫かよ、このスタジアム)
エドが笑いながら説明するが、ダルは多少なり不安を覚えた
しかし
「十中八九屋上だな。んで、屋上への入口は?」
ダルが聞くと
「こっち。急ごうダル!」
エドが指を差して言うと
「じゃっじゃあ俺をおぶって行ってくれ………まだ足がふらついて」
ダルはソファーから動けずに無様な格好でエドに頼み込む
「………ダル」
エドは呆れた様子でダルを見た
これがダルが初めに思った感想であった
15Kmの道のりをたった5分で行けるエドが恐ろしく感じた。っていうか物理的に無理だろ?と思いたいが実際に体感して……いやさせられたので否定しようが無い
それはそうと早くウリグススタジアムに入らなければ!車から降りたダルの足元がおぼつかないが、ここが踏ん張り所だ……大統領が来るまで15分を切ったのだから
「大統領はここの特別席で試合を見るんだってさ」
館内に入ったエドはケロッとした感じで受付にあった館内図をダルに見せた
「じゃ……じゃあそこにいる人間を確実に殺せるポジションは?」
ダルは口元を抑えながら聞くと
「爆弾が一番だと思うけどここのスタジアムは強度が弱くて一か所が駄目になると全部駄目になるんだ」
エドが指を一本立てて答える
「……じゃあ爆弾は無いな。何かないか?ここ最近変わった事は?」
「変わった事?」
「リスター警部が最近暗殺未遂が起きているって言ってただろ?」「あ〜なるほど」
エドは納得して受付に向かった。流石のエドもそんな情報まで持って……いや、覚えていないって言った方が良いだろう。昔エドのパソコンを見させてもらったがジャンルを問わず色々な事があり1秒でパソコンを閉じた事がある
そんな事を思い出しているとエドが戻ってきた
「些細な事で良かったらって言われたんだけど、最近屋上の鍵が開いていた事があったんだって」
サラッと言うエドに
「屋上の鍵が開いていたって全然些細じゃねーじゃん」
ダルが驚くと
「まぁその日は管理人が酔っ払っていたらしいんだ」
(大丈夫かよ、このスタジアム)
エドが笑いながら説明するが、ダルは多少なり不安を覚えた
しかし
「十中八九屋上だな。んで、屋上への入口は?」
ダルが聞くと
「こっち。急ごうダル!」
エドが指を差して言うと
「じゃっじゃあ俺をおぶって行ってくれ………まだ足がふらついて」
ダルはソファーから動けずに無様な格好でエドに頼み込む
「………ダル」
エドは呆れた様子でダルを見た
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