携帯小説!(PC版)

[523]  2008-12-22投稿
モニターには1人の男が映っている。
どうやら、気絶でもしているのかピクリとも動こうといたしません。
モニターの映像から察しますと、そこはどうやら一つの奇妙キテレツな部屋のようです。

説明致しますると、壁は全てが鏡で出来ているようで、部屋の一部始終を反射させているのがモニターからも取って解ります。
それがまた事細かい事、私の主観から言わしていただきますと、この部屋を作った者はあまりいい趣味の持ち主ではないようです。

部屋の中央には男が倒れていまして、両の手足に鎖が巻き着いていて壁から伸びているのです。
手足に着いた鎖はギュウっと締まっておりまして、今にも男の手足が紫に変色し、ボトッと落ちるのではないかと想像を巡らす事も容易なほどでした。

きっと男はこの部屋に連れてこられ、たのでしょう。

これだけでも、この男はなんらかの事件に巻き込まれていることが容易にお分かりいただけるかと思います。

しかし、一番恐るるは別にあるようです。

部屋の端には、木造の所々に鉄を含んだ何やら奇妙な、椅子のようなもの、はたまたまったくなんの形にも義類いたしかねますような物が4つ角に並べられております。

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