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ヤキモチな野球少年?

[322]  ゆう  2008-12-22投稿
俺は自分のベッドの上で泣いた。
怒りと悔しさの涙だ。

「…由紀」

俺は今日初めて
自分が由紀を好きだってことをしった。

トントン

微かなノックの音。
きっと由紀だろう。

「…友ごめんね」

やっぱり由紀が好きだ。

「…入れよ」

ガチャ

由紀が入ってきた。
そして俺の隣にすわった。

「友」

「…んだよ」

「ごめんね。」

「…」

「私は友が好きだよ」

由紀がそういった瞬間、
俺はもう由紀に抱きついていた。

「…友」

「いまさらかよ…」

「友、ごめんね」

「由紀、俺も好きだ、
そしてヤキモチだよ
…人一倍な」









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