俺の好きなヤツ。僕の好きな人。2
───AM08:00
直『早くしろよ〜!!』
恵『うっせぇ!待てよ!!』
直『…あー遅刻する!!』
恵『できた!!行くぞ!!』
俺と直樹は走る。
でも直樹は野球部で足が速い。
だからいつも俺は直樹に抜かされる。
直『ちょっ恵璃おせーよ!!』
恵『なっ…ぉきがはぇーんだよ…』
息を切らしながら言う。
直『しゃーねーなぁ…
…ほら』
手を差し出す直樹。
今どき、男女で手をつなぐことは抵抗がいるもの。
でも直樹は、笑顔で手をだす。
恵(やっぱ…男としかみられてねぇのかな…)
そう思いながらも手を握る。
直『ちゃんとついてこいよ!!』
この時間も、俺の中で最高の時間。
───AM08:30
─キーンコーンカーンコーン
チャイムがなる
…と同じに教室に入る。
直樹と俺は席が近い。
つか…自由だから前後でいる。
前が俺。後ろが直樹。
その回りには男友達がいる。
──AM09:00
授業がはじまる。
それと同じに。
直樹と数人の男子以外は机にうつ伏せになる。
寝るためだ。
そして俺もうつ伏せになる。
女子はみんな起きてるんだけどね…
まぁ、、、これも男って証拠かな??
女子ってみんな起きてるし。。。
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