俺の好きなヤツ。僕の好きな人。3
授業が始まってから20分くらいたったのかな??
俺は一度目をさまして時計を見る。
そして、またうつ伏せにねる。
恵(…科学か…わっかんねぇ…)
そう思いながらまた寝る。
すると…
先『おい。鶴野。この答えは?』
恵『あぁ??えっと…』
先『これ、中学でならっただろ??』
そう。問題は科学記号。
問。
水素の科学記号は??
先『これ分かんねぇと残させるぞ…??』
恵『わかります!!わかり…ます。』
俺は教科書をひたすらめくる。
普通、ノートめくるって??
俺、ノート書かねぇもん。
恵(あぁやば…)
そんなこと思っていると…
直『恵璃…H2…言えよ。』
そっと教えてくれる。
恵『えっと…H…2??』
先『あぁ…あってるよ。』
恵『直樹…あんがと♪』
直『別に〜』
恵『そんじゃ、おやすみ♪』
直『あぁ…?』
(これでも寝るんだ…
つか、足広げすぎだろ…
それに、口開けて…
こんなヤツを僕は好きになっちまった…のか…)
そして授業が終了した。
恵璃はチャイムと同じに起きて男子達と会話をしてる。
それが、僕にとって、一番嫌なんだ。
…好きだから。
僕が君を好きだから。
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