カヤノコイXイブサンタ?
『マジで?!やったぁ!!ラッキー!!』
すごく素直なコ。
今時、貴重な存在かも。
『あはは。』
『なんで笑うの?!僕、なんか面白い事言ったかな?!』
『ううん。何も。』
わたし、今日は何か変だ。
過去に何度か、こういう風に男のコにナンパされた事は、あったけれど、
実際にデートした事なんて1度もなかったのに。
『じゃあさ、こうしようよ。
今日だけ、僕とお姉さんは恋人同士‥‥ってのはどう?!』
『あはは。いいんじゃない?!』
無造作にワックスで動きをつけた、アッシュ系の色の髪を気にしながら、手をやる仕草は、
もしかして、照れてるのかなって思った。
『あのさ、その前に君の名前を教えてよ。』
『あ‥‥そうだよね。遅れてごめん。
僕、伊吹 颯太(イブキ ソウタ)。
ちなみにT高校2年です。』
『へぇ。T高校なの?!頭いいんだキミ?!
わたしは、茅野 めぐみ(カヤノ メグミ)職業は普通のOL。
わたし、キミより5歳も年上なんだね。ショック。』
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