SLOW LOVE(2)
隣のクラスと合同でやる体育の時間。同じ体育館のコートを2つに分けて男子はバスケ、女子はバレーをしている。
エリが私に目配せする。
どうやら私を好きらしい男子がいるらしい。
どんなヤツかとバスケをしてる男子を見ようと振り返った瞬間…
バコォーーーンッ!!!
バスケットのボールが私の顔面を直撃した。
「ユキッ!!??」
エリの声が遠くに聞こえた。何人かが駆け寄るシューズの音も微かに聞こえた。
「‥さよな‥ら。」
私の記憶はそこで一旦途切れてしまった‥‥。
どれくらい寝てただろう。保健室のベッドの上で目が覚めた。
よくわからないけど、外の薄暗さから、たぶん放課後だらうとわかった。
周りに掛けてあるカーテンの向こう側で話し声が聞こえてきた。一人はエリの声だが、もう一人は男の声だ。
「‥‥大丈夫だってば!チャンスだと思えばいいんだってば!」
「はぁ?チャンスって、絶対無理だろ。オレ絶対嫌われたって。」
「じゃ、後よろしく♪」
‥‥ピシャ
エリが出ていく音がした。
カーテンの向こうからため息をつきながら誰かがこっちに歩いてきてる。
‥‥それからカーテンが揺れた。
エリが私に目配せする。
どうやら私を好きらしい男子がいるらしい。
どんなヤツかとバスケをしてる男子を見ようと振り返った瞬間…
バコォーーーンッ!!!
バスケットのボールが私の顔面を直撃した。
「ユキッ!!??」
エリの声が遠くに聞こえた。何人かが駆け寄るシューズの音も微かに聞こえた。
「‥さよな‥ら。」
私の記憶はそこで一旦途切れてしまった‥‥。
どれくらい寝てただろう。保健室のベッドの上で目が覚めた。
よくわからないけど、外の薄暗さから、たぶん放課後だらうとわかった。
周りに掛けてあるカーテンの向こう側で話し声が聞こえてきた。一人はエリの声だが、もう一人は男の声だ。
「‥‥大丈夫だってば!チャンスだと思えばいいんだってば!」
「はぁ?チャンスって、絶対無理だろ。オレ絶対嫌われたって。」
「じゃ、後よろしく♪」
‥‥ピシャ
エリが出ていく音がした。
カーテンの向こうからため息をつきながら誰かがこっちに歩いてきてる。
‥‥それからカーテンが揺れた。
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