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病院に行けば2

[146]  翡翠練磨  2008-12-27投稿
あなたはどれくらいの不幸を知っていますか?
あなたはどれくらいの絶望を味わいましたか?
僕にはわからない。『君、少しへんだな』と、ようやく落ちついて話せるようになったのは10分くらいたったこと『へ?なんで?』と女は僕になんの警戒心もない無邪気な笑顔を僕に向ける。『だ、だってそうだろ。見知らぬ男にいきなり話しかけ、しかも、その男の病室にに入り込み、あまつさえその病室にあったお菓子をバクバク喰う人間を変人といって何が悪い。』『いいじゃん別に。あなた以外困って無いし。』なんですか?この女待て、待てまずは状況を整理しよう。・・
『君、少しへんだな』なんだかんだ言って、ちゃんと話しのネタをふるので私は上機嫌だ。『へ?なんで?』だから、少し顔が緩んでいたのだろう、かなり動揺して亮一君がこたえた。『だ、だってそうだろ。見知らぬ男にいきなり話しかけ、しかも、その男の病室にに入り込み、あまつさえその病室にあったお菓子をバクバク喰う人間を変人といって何が悪い。』いくら私でもこのセリフは怒りに触れた。だから、少しツンとしたセリフで返してやろう。『いいじゃん別に。あなた以外困って無いし。』といった途端、亮一君は何かを考え込んでしまった。ヤバイ言い過ぎたかも。『あ、ごめん。ちょい言い過ぎたよ〜許して?』友達に言うときはたいがいこうやって言っている。・・・・
まず、ぼくは自分の病室ではなく、たまには別の場所で仕事しようと思って、病院のフロアでずっとパソコンとにらめっこしていた。そこに急にこの女(確か森ノ宮恵美とか言ったけ?)に遭遇。半拉致状態で僕の病室に連れて来られ今にいたる。『ちょっと〜無視は無いんじゃない?』と女はちょっとすねてた。『え、なにが』すると女は『何がじゃないでしょうが。折角、私が謝ってるのになんで無視するのかな?』『僕は無視なんてしていない!無視・・・なんて・・出来るわけない』そう僕に無視が出来るわけないんだ。いつの間にか僕の右手が拳になっていた。『それならいいや。とりあえずなにかして遊ぼ私暇〜♪』・・・・
『僕は無視なんてしていない!無視・・・なんて・・出来るわけない』無視という単語はもしや、亮一君の前では禁句かな?もっと別の話題は・・・そうだ。『それならいいや。とりあえずなにかして遊ぼ私暇〜♪』とにかく私のペースに乗せればいいわ。そうやって、少しずつ友達になって行こう。

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