ごめん?
結局自分に正直になれないまま卒業式が始まった。
これで貴方と出会う事はないのだろう。
辛い気持ちを胸に秘めながら帰宅していると、後から不意に貴方の声がした。
幻聴まで聞こえるくらい好きなのに私は逃げてしまったんだ…辛くて、笑いながら泣いた。
こんなに辛いなら貴方に会いに行ってしまおうか…と思った瞬間、目の前に貴方の姿が。
驚いた私を見た貴方は少し謝りながら「もう会えないって思ったら言わずにはいられなくて…好きだったんだ。付き合ってもらえるかな?」
貴方は耳まで真っ赤にして照れていたね。
分からなかっただろうけど嬉しかった。
私と同じ気持ちだったのが。
可愛かった。
そんな貴方の一面が見られて。
暗闇だった私の心に一筋の光が見えたようだった。
このまま幸せな時間が過ぎて行くと思ってたのに。
どうして私は正直に生きられないのだろうか。
腐った人間は、どこまで行っても腐ってる。
貴方を腐らせたくなかったから…。
でも今なら分かる。
自分が子供だったんだって。
これで貴方と出会う事はないのだろう。
辛い気持ちを胸に秘めながら帰宅していると、後から不意に貴方の声がした。
幻聴まで聞こえるくらい好きなのに私は逃げてしまったんだ…辛くて、笑いながら泣いた。
こんなに辛いなら貴方に会いに行ってしまおうか…と思った瞬間、目の前に貴方の姿が。
驚いた私を見た貴方は少し謝りながら「もう会えないって思ったら言わずにはいられなくて…好きだったんだ。付き合ってもらえるかな?」
貴方は耳まで真っ赤にして照れていたね。
分からなかっただろうけど嬉しかった。
私と同じ気持ちだったのが。
可愛かった。
そんな貴方の一面が見られて。
暗闇だった私の心に一筋の光が見えたようだった。
このまま幸せな時間が過ぎて行くと思ってたのに。
どうして私は正直に生きられないのだろうか。
腐った人間は、どこまで行っても腐ってる。
貴方を腐らせたくなかったから…。
でも今なら分かる。
自分が子供だったんだって。
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