携帯小説!(PC版)

初恋

[295]  松竹梅  2008-12-29投稿
私自信、もう20年前の初めての恋でした。

きっかけは、
「日曜日、洋服買いに行かない?」
という、約束からである。

日曜日、出掛ける支度を住ませ友達の連絡を待つ。
その頃は携帯電話もなく、家で待機。

電話がかかって来た。
「もうすこししたらそっち行くから。あと、もう一人いるんだけど」と言われたが、特に気にすることはなく待ち合わせ場所へ。

一緒にいたのは、女子部の子だった。

「なんでこいつばかりもてるんだろぅ」

そう思いつつも、俺も洋服を見て歩く。

その子も洋服を見て歩く。

まだ高校1年生の俺は、女の子と話す事もほとんどなく、そんなだから会話もない。

あまり覚えていないが、多分、気にも止めていなかっただろう。

友達のことを好きだから来たんだろうって、思ってたに違いない。

友達は慣れていたのか、普通にその子と話をする。

「俺、邪魔じゃないのかな?何で俺を誘うんだ?ふたりで買い物すればいいじゃん」って、思ってた記憶がある。

でもなぜか俺のそばにいる。
「話す事ないし、そばにいられても」
って思いながら
「向こう行けばいいじゃん」
って思いながら
「今日来なければ良かったな。最初から女子もいるから」
って言ってくれれば良かったのにって思う。

洋服を買う気にならなくなり、ホワイトデーのチョコを見て歩く。

気がついたら徐々にそばに来る。

でも、一緒に歩いたり、女の子と二人きりで歩いたり話した事がない俺は、全く無関心。

そうしたら
「誰かにお返し?」
下から見上げるように言われた。

凄く緊張したし、ドキドキした。

今でも覚えている。



数日後

洋服を買いにいった友達から
「昨日一緒に来た○○○が遊びたいって。」

俺?
信じられなかった。

感想

  • 11970: 感動しました [2011-01-16]

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