鈴虫と学校
昔、鈴虫を飼っていた事を思い出した…
鈴虫を育てるのは、小学生でも出来る簡単な事だ。まず30?位の飼育箱に、餌である新鮮な野菜(果物も可)霧吹きなどで適度な湿気を与える。この辺は、想像の範囲だろう。
しかしある程度育ち、羽が生え始める位になると注意が必要になる。
煮干しなどを置き、動物性蛋白質と、カルシウムを与える。そうしなければ、鈴虫どうしで共食いが始まるからだ。
普通、バッタやコウロギは草食であり鈴虫もそうだ。しかし、成長期は限定的に肉食となる。
短い時間で成長し、羽などを固めるには、どうしても大量のカルシウムと蛋白質が必要になる為だ。
多分、自然環境は共食いが当たり前だろう。
同一環境で育っても、僅かな差で抜きん出た個体が、成長の遅れた他の個体を補食してゆく。これは結果的に欠陥のある個体や、病気の個体を間引いてゆく事となる。
こうして種族全体が、強化されてゆく仕組みと言えるのだろう。
人間も似た事が言える。
生物として最も残酷な時期を、学校という飼育箱の中にいたのだから…
ならばあの学校という生活の中で、何が煮干しというエサだったのだろう?
鈴虫を育てるのは、小学生でも出来る簡単な事だ。まず30?位の飼育箱に、餌である新鮮な野菜(果物も可)霧吹きなどで適度な湿気を与える。この辺は、想像の範囲だろう。
しかしある程度育ち、羽が生え始める位になると注意が必要になる。
煮干しなどを置き、動物性蛋白質と、カルシウムを与える。そうしなければ、鈴虫どうしで共食いが始まるからだ。
普通、バッタやコウロギは草食であり鈴虫もそうだ。しかし、成長期は限定的に肉食となる。
短い時間で成長し、羽などを固めるには、どうしても大量のカルシウムと蛋白質が必要になる為だ。
多分、自然環境は共食いが当たり前だろう。
同一環境で育っても、僅かな差で抜きん出た個体が、成長の遅れた他の個体を補食してゆく。これは結果的に欠陥のある個体や、病気の個体を間引いてゆく事となる。
こうして種族全体が、強化されてゆく仕組みと言えるのだろう。
人間も似た事が言える。
生物として最も残酷な時期を、学校という飼育箱の中にいたのだから…
ならばあの学校という生活の中で、何が煮干しというエサだったのだろう?
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