手は繋がない?
ずーっと続く道を
私は歩いている。
前には知らない男の子。
白いワイシャツに
制服のズボン。
たぶん歳は同じくらい。
走っても、呼んでも
追い付かないし、振り向かない。
『あっ追い付く』って思ったとき、
夢だった。
最近同じ夢をよくみる。
でもその人の顔が見えない。
目が覚めて、学校に行く。
いつもそれの繰り返し。
現実は全然ドキドキしない。
つまらない。
私は制服に着替えて
ご飯を食べて
鞄を持って
『行ってきま-す』
『いってらっしゃい』
これが普通。
まあ普通がいちばんだけどね。
いつもの道をひたすら歩く。
なんもかんがえていない。
_____えっ?
いまやっと自分が横断歩道を
渡っていることに気付いた。
しかも赤信号だ。
でももう遅い。
すぐ横にはトラックが迫っていた。
ブブーッ
間に合わないっ!!
私は今までにないくらい
大きな悲鳴を上げた。
『キャーッ!!!!』
その瞬間誰かが私の
腕を掴んだ。
………助かった??
『君大丈夫?』
『えっ?』
この人が助けてくれたんだろう。
『あっ足擦りむいちゃたね、ゴメン』
『あ、ありがとうございます!!』
この人が私の命を救った。
…制服着てる。
見覚えのある制服のズボン。
白いワイシャツの男の子。
『…立てる?』
足がすごく痛い。
『無理そうだね』
その人は私を抱き上げた。
『え?』
『ごめんね、しばらくは我慢ね』
どこにいくのかな?
でもいちばん気になるのは
この人のこと。
見覚えがある。
しばらくしてこの人の
家らしきところに着いた。
『ごめんね、ここ僕の家ここに座ってて』
『は、はい』
彼は家にはいり
私は玄関に座って待っていた。
私は歩いている。
前には知らない男の子。
白いワイシャツに
制服のズボン。
たぶん歳は同じくらい。
走っても、呼んでも
追い付かないし、振り向かない。
『あっ追い付く』って思ったとき、
夢だった。
最近同じ夢をよくみる。
でもその人の顔が見えない。
目が覚めて、学校に行く。
いつもそれの繰り返し。
現実は全然ドキドキしない。
つまらない。
私は制服に着替えて
ご飯を食べて
鞄を持って
『行ってきま-す』
『いってらっしゃい』
これが普通。
まあ普通がいちばんだけどね。
いつもの道をひたすら歩く。
なんもかんがえていない。
_____えっ?
いまやっと自分が横断歩道を
渡っていることに気付いた。
しかも赤信号だ。
でももう遅い。
すぐ横にはトラックが迫っていた。
ブブーッ
間に合わないっ!!
私は今までにないくらい
大きな悲鳴を上げた。
『キャーッ!!!!』
その瞬間誰かが私の
腕を掴んだ。
………助かった??
『君大丈夫?』
『えっ?』
この人が助けてくれたんだろう。
『あっ足擦りむいちゃたね、ゴメン』
『あ、ありがとうございます!!』
この人が私の命を救った。
…制服着てる。
見覚えのある制服のズボン。
白いワイシャツの男の子。
『…立てる?』
足がすごく痛い。
『無理そうだね』
その人は私を抱き上げた。
『え?』
『ごめんね、しばらくは我慢ね』
どこにいくのかな?
でもいちばん気になるのは
この人のこと。
見覚えがある。
しばらくしてこの人の
家らしきところに着いた。
『ごめんね、ここ僕の家ここに座ってて』
『は、はい』
彼は家にはいり
私は玄関に座って待っていた。
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