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エンブレム〜序章〜?―?

[219]  S・U  2009-01-04投稿
「そら、とっとと席に着け。さもないと全員欠席扱いにするぞ!」
そう脅しをかけられた。
慌てて俺達はそれぞれ割り当てられている席に着いた。
「…うーん」
席に着くなり怜は腕組みをして何かに頷いた。
「ん、どうしたよ怜」
「いやね、今ふと思ったんだけど斯々然々って中々斬新な表現方法よね」
「はぁ?」
唐突に何を言い出すんだこいつは。
「だってこの言葉を使うことによって簡単にそれまでの説明を省略できるのよ?こんなの現実に使ったら周りから白い目で見られること間違いなしなのに文字の上ではアッサリと通用してしまう、便利よねぇ」
「おい…何唐突に触れちゃいけないタブーに触れてんだよ」
「んー、いや、今何となくふと思ってさ」
「そう言うことは思っても口にしないでくれ。これから先いまいち使いづらくなっちまうじゃないか」
「そう?……まあそうね、ちょっと難しくなりそうね」
「だろ、だから――《ヒュッ》痛っ!?」
「痛っ!」
「随分と仲良さげだなぁ、そこの御両人」
教卓の方を見ると冷笑を浮かべた先生が腕組みをしながらこっちを見ていた。
頭をさすりながら足下を見ると白いチョークが二本。

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