エリザベスドール?(37)
やっとの思いで、グリッドマン隊長を引き離す事は出来た。
自分の腕を掴んだまま、グリッドマン隊長は激しく悶えた。
中のローズマリーはちぎれて落ちた腕を手にすると、顔を上げた。
「礼儀知らずの薄気味悪い、化け物人形で悪かったわネェ!」
「!?」
ローズマリーが喋り出したので隊員たちはビックリ!
「な、何をしている!?
撃てッ! 撃つんだ! 撃てーッ!」
グリッドマン隊長の命令が飛び、隊員たちは一斉に発砲した!
激しい銃声音がフロア中に響き渡る。
ガラスケースはみるみるうちに砕け散っていった。
無数のガラスの破片が辺りに飛び散る。
発砲続ける兵士たち。
近くに置いてあった長机や椅子、物を運ぶ手押し台車が宙を舞い、兵士たちに次々と直撃した。
まさに、ポルターガイスト現象だ!
床にうずくまる兵士たち。
長机の下敷きになっている兵士もいる。
グリッドマン隊長は激痛のあまり、意識を失っていた。
「隊長ォッ!」
外で待機していた他の兵士たちが駆け付けて来た。
この時、辺りにガラスの破片が兵士1人に目掛けて飛んで来た。
顔中にガラスの破片が突き刺さって、多量の血が吹き出す。
その場に倒れ込んだ兵士。
あまりの血みどろの惨状に誰もが足がすくんでいた。
更に…
兵士たちの目の前に奇怪な姿が飛び込んで、皆を震え上がらせた。
銃口を向けるが…
恐ろしさのあまり、引き金が引けない。
「ろ、ローズマリーだなお前ッ!?」
「ワタシハ、エリザベス。ルークノ、コイビト」
ボロボロの姿で兵士たちの方へ歩いて来るエリザベス。
ローズマリーの霊力で持って、復活したのだ。
兵士の1人が意を決して発砲した。
エリザベスの体は弾丸を浴びながら、蜂の巣だらけになってゆく。
だが…
エリザベスはそれでも歩み寄って来る。
「ば、化け物だ!」
兵士たちは怖くなり、廊下へ退避し始めた。
見るも無残な姿になったエリザベスが部屋から出て来た。
くるりと向きを変え、兵士たちに向かって歩いて来る。
「化け物めッ! これでも食らえッ!」
兵士の1人が持って来たバズーカ砲を発射!
ドカーン!
エリザベスは木っ端微塵になった。
自分の腕を掴んだまま、グリッドマン隊長は激しく悶えた。
中のローズマリーはちぎれて落ちた腕を手にすると、顔を上げた。
「礼儀知らずの薄気味悪い、化け物人形で悪かったわネェ!」
「!?」
ローズマリーが喋り出したので隊員たちはビックリ!
「な、何をしている!?
撃てッ! 撃つんだ! 撃てーッ!」
グリッドマン隊長の命令が飛び、隊員たちは一斉に発砲した!
激しい銃声音がフロア中に響き渡る。
ガラスケースはみるみるうちに砕け散っていった。
無数のガラスの破片が辺りに飛び散る。
発砲続ける兵士たち。
近くに置いてあった長机や椅子、物を運ぶ手押し台車が宙を舞い、兵士たちに次々と直撃した。
まさに、ポルターガイスト現象だ!
床にうずくまる兵士たち。
長机の下敷きになっている兵士もいる。
グリッドマン隊長は激痛のあまり、意識を失っていた。
「隊長ォッ!」
外で待機していた他の兵士たちが駆け付けて来た。
この時、辺りにガラスの破片が兵士1人に目掛けて飛んで来た。
顔中にガラスの破片が突き刺さって、多量の血が吹き出す。
その場に倒れ込んだ兵士。
あまりの血みどろの惨状に誰もが足がすくんでいた。
更に…
兵士たちの目の前に奇怪な姿が飛び込んで、皆を震え上がらせた。
銃口を向けるが…
恐ろしさのあまり、引き金が引けない。
「ろ、ローズマリーだなお前ッ!?」
「ワタシハ、エリザベス。ルークノ、コイビト」
ボロボロの姿で兵士たちの方へ歩いて来るエリザベス。
ローズマリーの霊力で持って、復活したのだ。
兵士の1人が意を決して発砲した。
エリザベスの体は弾丸を浴びながら、蜂の巣だらけになってゆく。
だが…
エリザベスはそれでも歩み寄って来る。
「ば、化け物だ!」
兵士たちは怖くなり、廊下へ退避し始めた。
見るも無残な姿になったエリザベスが部屋から出て来た。
くるりと向きを変え、兵士たちに向かって歩いて来る。
「化け物めッ! これでも食らえッ!」
兵士の1人が持って来たバズーカ砲を発射!
ドカーン!
エリザベスは木っ端微塵になった。
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