ウツワ
私はマグカップです
コーヒー牛乳を
運ぶのが仕事です
隣にいるのは
ワイングラスです
彼女は赤ワインが
よく似合います
正面に居るのは
どんぶりです
俺にはカツ丼が似合うと
いつも言ってます
相棒のティースプーンが
悲しげに言いました
僕は小さいから
お砂糖を3gしか
運ぶことができないと
私は言いました
そのぐらいの量が
ちょうどいいのだと
それに
かき混ぜることも
できると伝えました
知ってるよ
ありがとう
と彼は言いました
私は私の仕事が
私にしかできないことを
誇らしく思います
ときにはみんなが
羨ましく思えるけど
他の誰かになりたいとは
思わないから
それに
みんながいないと
比べることもできない
認め合うこともできない
ウツワは
形も中身も違うから
溢れないように
満たすために
日々注ぎ込まなくては
いけないと思うのです
、
感想
- 11989: 紅です! すごいすごいすごい!何だか新しいジャンルの [2011-01-16]
- 11990: 作品ですね!何回も読み返しちゃいました?自分が自分で [2011-01-16]
- 11991: あることに、誇りや自信をもたなきゃ…と、考えていました [2011-01-16]
- 11994: 紅さんコメありがとうございます!自分が自分であることに誇りや [2011-01-16]
- 11995: 自信をもつ…正にその通りです!誰かを羨ましく思うことがあると [2011-01-16]
- 11996: 思うのですが、その人は何も苦労せずに凄いと思われることはない [2011-01-16]
- 11997: と思います。凄さの裏には努力があります。お違いが相手の良さを [2011-01-16]
- 11998: 認めあって、伝えることができたら自信が持てるようになるのかな [2011-01-16]
- 11999: と思います。自分自身を知って、自分の良さを輝かせる努力をして [2011-01-16]
- 12000: いることがきっと生きがいで、自分は唯一無二の存在だと感じるこ [2011-01-16]
- 12001: とができるのではないかなと思います。偉そうに長々すみません↓ [2011-01-16]
- 12002: ありがとうございました★ [2011-01-16]