携帯小説!(PC版)

ウツワ

[259]  ちゃき  2009-01-06投稿



私はマグカップです

コーヒー牛乳を

運ぶのが仕事です



隣にいるのは

ワイングラスです

彼女は赤ワインが

よく似合います



正面に居るのは

どんぶりです

俺にはカツ丼が似合うと

いつも言ってます



相棒のティースプーンが

悲しげに言いました



僕は小さいから

お砂糖を3gしか

運ぶことができないと



私は言いました

そのぐらいの量が

ちょうどいいのだと



それに

かき混ぜることも

できると伝えました



知ってるよ

ありがとう

と彼は言いました



私は私の仕事が

私にしかできないことを

誇らしく思います



ときにはみんなが

羨ましく思えるけど



他の誰かになりたいとは

思わないから



それに

みんながいないと

比べることもできない

認め合うこともできない



ウツワは

形も中身も違うから



溢れないように



満たすために



日々注ぎ込まなくては

いけないと思うのです





感想

  • 11989: 紅です! すごいすごいすごい!何だか新しいジャンルの [2011-01-16]
  • 11990: 作品ですね!何回も読み返しちゃいました?自分が自分で [2011-01-16]
  • 11991: あることに、誇りや自信をもたなきゃ…と、考えていました [2011-01-16]
  • 11994: 紅さんコメありがとうございます!自分が自分であることに誇りや [2011-01-16]
  • 11995: 自信をもつ…正にその通りです!誰かを羨ましく思うことがあると [2011-01-16]
  • 11996: 思うのですが、その人は何も苦労せずに凄いと思われることはない [2011-01-16]
  • 11997: と思います。凄さの裏には努力があります。お違いが相手の良さを [2011-01-16]
  • 11998: 認めあって、伝えることができたら自信が持てるようになるのかな [2011-01-16]
  • 11999: と思います。自分自身を知って、自分の良さを輝かせる努力をして [2011-01-16]
  • 12000: いることがきっと生きがいで、自分は唯一無二の存在だと感じるこ [2011-01-16]
  • 12001: とができるのではないかなと思います。偉そうに長々すみません↓ [2011-01-16]
  • 12002: ありがとうございました★ [2011-01-16]

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