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ボン君の不思議な大冒険8

[483]  うりぼう  2009-01-07投稿
ようこそ・・・・ワタシノ館へ・・・ヒッヒヒ

薄暗いお化け屋敷の入り口には、ボロボロに裂けた着物を着た白髪の老婆が座っていた・・・・。

老婆『ヒッヒヒ。ぼうや達ゃ。ここが恐怖のお化け屋敷への入り口だ。ヒッヒヒ』

血の気も弥立つ声だ
老婆『勇気があるのは結構な事じゃがなっ・・・・ここから先は、命の保証はなぃ、気をつけるんだぞヒッヒヒ』

大樹『じっ上等じゃね〜か』

僕と、マークンは抱き付き合いガタガタしてしまった・・・・
老婆『最初にこの札を授ける・・・・これはな、坊や達を助けてくれるかも知れない。大事な魔法のアイテムじゃヒッヒヒ・・・・しかしこの屋敷には無数の亡霊達がおる、使い方を間違えると、ヒッヒヒそう一番小さな、ぼうやが想像している通り、二度と帰れなくなるからせいぜい頑張るんじゃぞ』

僕達は二枚・・・・二枚だけ魔除けの札を貰い、その屋敷へと入った・・・・

札は大樹君が一枚と、一番ドジで危険が高いと言う理由で、僕が一枚持ち進む事になりました・・・・
そうあんな悲惨な結末が、僕達に襲いかかるなど、今は誰も知らなかった・・・・



わん吉『テンテンいいのか?あの子達に行かせて・・・・』
テンテン『あぁ仕方のない事。酔楽天星人では勿論、大人の人間には幽霊は見えないからな・・・。』

わん吉『生還率0%だぞ』

テンテン『何言ってる。お前が帰ってきたじゃないか?』

わん吉『まぁ・・・・・犬の姿になってな・・・・テンテンに騙されて、あの館に入り、酷い目にあった・・・・』

テンテン『もうあれから何年経つかな・・・・・・・本当に済まなかった・・・・そろそろ許して貰えぬか?わん吉?や』
わん吉『とうの昔に許してるワン!テンテンの国民を守りたい気持ちがひしひしと伝わるからな・・・・しかし、わんの友達が三人・・・・未だに屋敷をさ迷っておる・・・。それだけが心残りでな』
テンテン『もう言うな・・・・仕方がなかったんだ。』

わん吉『なぁ゛゛゛デンテン゛゛ウッいつかっいつ゛か、また゛会え゛るかなぁ』

テンテン『泣くなっ会えるさっ信じろ子供達の力を!』

わん吉『ワゥウウ゛゛゛゛゛』

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