携帯小説!(PC版)

【splash】

[291]  毒苺  2009-01-09投稿

弱意を胸に秘めた空が泣き出した
明るい太陽の光
遮って―――\r

心が強さを求め、それでも泣く
曇天が翻す
造り笑い顔の裏の涙

また理想を語り始めた 夜紡ぎ言
「さよなら」
凛とした君の瞳

ほら、いつかは互いを求めることにも飽きて
違う誰かを求めるでしょう
そんな時に僕は君を許せるか… 怖いの

裁断の時は近い空が喚き鳴いた
轟音とともに稲光
視界を曇らせて―――\r

また、いつかね? そんな言葉を宛にして
何日の時が過ぎたかな
こんな時でも君を想う ボクは重症
夢ならば、いつか覚めるから
現実から眼を背けないで――

僕が消えたら君はその顔に降らせる?
空より眩しい、雨よりも冷たい水滴を

「さよなら」は別れぢゃなくて
弱い僕への慰めなのかな?
悲鳴を揚げた心を包む 雛菊
そっと、眼を綴じて
僕は泡になる。 泡になる。
弾ける。

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