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噂上等ノンフィクション?

[275]  ゆう  2009-01-09投稿
不倫生活は 私にとって 地獄に変わっていった。
彼にとっても。

離婚すると言いながら
別れない彼。

奥さんの文句を 私と逢う度に言う彼。

でも、離婚をする気配は全く無かった。

その出来事は突然やってきた。

車で いつものように話していると、

「今日、嫁はんが役所行って離婚届け貰ってきてん」

「!!!!!」

内心 大喜びの私。
逆に複雑な彼の表情。

嫁も子供も いらないと
言っていた彼が 何故 そんな表情を?

その時の私には全く 解らなかった。
ガキな上に馬鹿だったから。

奥さんに私との不倫がばれたのだ。その経緯は彼は話してくれなかった。でも結局、全く進展が無かった。
私は段々 苛立ち、

「早く離婚してや。アンタが1番望んでた事やんか!」

何も答えない彼。

誰が好き?
誰を愛してる?

「お前だけやで」

最初は嬉しかったが、
聞く度に、言われる度に 私は 彼をどうしても
奥さんから、奪いたくなった。

好きだから?
ずっと一緒に居たかったから?

その時は そう思っていたが、今 思えば 全く違う。 私は 女として、ただ奥さんに負けたくなかったんだ。

「好き」「愛してる」

言われる度に 愛情と共に膨れ上がる気持ち。

「幸せな家庭なんか壊れてしまえ」

奥さんに不倫がばれた私は、ある意味 怖い物無しだった。

マンションのドアに

「夫は不倫している」
「嫁は離婚したがっている」「表面だけの夫婦」

他にも 色んな 貼り紙を彼のマンションのドアに貼った。

彼に嫌われてもいい、
もう どうでもいい、
この家庭を壊してやる!

そんな馬鹿な思いの方が 大きくなっていた。

いたずら電話
ドアポストから爆竹

ガキだ。中学よりガキになっていた。

ある日久しぶりにポケベルを鳴らすと彼は来てくれた。

「逢いたかった」
彼は下を向いたまま言った。

一つだけ、どうしても聞きたい事を 思い切って聞いた。

「嘘は嫌いやで。奥さんと最近SEXした?」
「………ぅん…」

私は隠し持っていたナイフで 彼の腕を無意識に刺していた。

その時、私の中に新たな命があるとも知らず

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