携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> キリクルエ〜?

キリクルエ〜?

[243]  七草  2006-06-30投稿
僕は歩いていく…。
何も考えずにただ歩いていく…。
そこで一人の少女に出会う。
ただそこに立っているだけ。
何も僕には関係無い人だ。だけど少女は僕の顔を見るとなによりも大切な物を見つけた様な顔になった。

…少女は泣いてしまった。
僕にはなぜ泣いてるのか分からない。
ただ、ただ、少女は泣く。歓喜の喜びを堪え切れず、憂いをおびた少女の涙は地に落ち波紋のように広がった…。

…僕にはなぜ泣いてるのか分からない………。

『ピピピピピーー…』
不快的な音が部屋にこだまする。僕はベットで毛布にくるまっていた。(…う…うるさい…)僕はモゾモゾ体を動かしながら、ケータイのアラームを消す。液晶の画面を見ると、どっかのアニメのキャラクターがニヤニヤ笑って六時二十二分と告げていた。
上半身を毛布から引き上げると、カーテンの隙間から太陽のこもれびが僕のホホを赤く照らしてくる。
「夢……か…」
僕は独り言を言いながらベットから立ち上がった。そしてゆっくり台所へと歩いていく。
朝ごはんを作らなければならない。冷蔵庫を開けると戸棚の中にポツンと卵が一個しかなかった。買い置きしていたハズなのに…。しかも卵は冷蔵庫に?卵入れ?と言う場所があるのになぜ戸棚の上にポツンとあるのだろうか…。
たぶんわざとだ。こんな事するのはあの人しかいない。勝手に人の家に入ったら犯罪なのに…。(でも管理人だから良いのかな?)
…いいや、めんどくさい。僕は手早く卵を取るとフライパンを出した。そして油をたらす。てごよく熱したら卵を割って入れた。そしてふと、あの夢を思い出した。見るのは何回目だろう…。たしか中二だった様な気がする。いや、小五だったけな?えーと……?もくもくもく……?黒い煙がフライパンから出てくる出てくる。
少し考え事しすぎた様だ。完全に卵は真っ黒焦げだろう。火は止めてみたが煙は止まらなかった。
どうしようかと思っていると、天井からけたたましい警報みたいな音がなり、霧上の水が降ってきた。火災装置が呉作動したようだ。僕のいる台所が水びだしになっていく。
掃除大変だ…。

感想

感想はありません。

「 七草 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス