エリザベスドール?(39)
破壊されて無惨な状態の第2資料保管室の出入り口付近…
吹き飛んだ扉や瓦礫が散乱して、足の踏み場もない状態になっている。
天井からはまだ、スプリンクラーの水が降り注いでいた。
館内中に火災報知器のサイレンが鳴り響いたままである。
兵士たちは銃を構えたまま、出入り口付近に近づいた。
すると…
いきなり、人形がヌーッと姿を現した。
「うわッ!」
驚いて腰を抜かす兵士たち。
震える一同を見下すような眼でクールな笑みを浮かべる人形。
もしかしたら!?
1人が叫ぶ。
「お、お前…ローズマリーだなァッ!?」
不気味な笑みを見せるローズマリー。
手には何かを持っているようだ。
震えて立てない兵士たちにローズマリー…
涼しい顔をしてソレを掲げた。
「アンタたち、コレは何だか分かるゥ?」
「う、うわァッ!」
兵士たちは思わず悲鳴を上げた。
グリッドマン隊長の切断された生首を見て、誰もが愕然となる。
「アー、ハハハハッ!」
ローズマリーは笑いながら、生首を兵士たちに投げつけた。
背後には、バラバラになっていたハズのエリザベスが!
何事もなかったかのように立っている。
いきなり、奇声を発したローズマリー。
口が両耳まで裂け、パッチリした両耳が…
ギラリとした吊り上がった形に変貌する。
兵士の1人…グレンが怒りに震える。
「て、テメェッ!
人形のクセに、俺たちをナメやがって!」
「人形のクセにィ?
アンタたちこそ、北の魔界の人形をナメてんじゃないわよ!」
「くたばりやがれ!」
発砲を始めたグレン。
「フン!」
ローズマリーは飛び上がり、グレンの傍に着地!
グレンの左腕を掴んで一気に投げ飛ばした。
更に他の兵士たちをも、次々と投げ飛ばし…
床に倒れ込んだ兵士の1人の足首を掴み…
何度も床に叩き付けたり、ブルンブルンと振り回したりした。
ローズマリーの…
力強さと、その動きの機敏な事!
別の兵士…ケインがバズーカ砲を撃った。
ローズマリーは飛来して来た砲弾を素手でキャッチ!
ケインめがけて、投げつける。
ボーン!
ケインの上半身が吹き飛んでしまった。
兵士たちは狂ったように、発砲し続ける。
吹き飛んだ扉や瓦礫が散乱して、足の踏み場もない状態になっている。
天井からはまだ、スプリンクラーの水が降り注いでいた。
館内中に火災報知器のサイレンが鳴り響いたままである。
兵士たちは銃を構えたまま、出入り口付近に近づいた。
すると…
いきなり、人形がヌーッと姿を現した。
「うわッ!」
驚いて腰を抜かす兵士たち。
震える一同を見下すような眼でクールな笑みを浮かべる人形。
もしかしたら!?
1人が叫ぶ。
「お、お前…ローズマリーだなァッ!?」
不気味な笑みを見せるローズマリー。
手には何かを持っているようだ。
震えて立てない兵士たちにローズマリー…
涼しい顔をしてソレを掲げた。
「アンタたち、コレは何だか分かるゥ?」
「う、うわァッ!」
兵士たちは思わず悲鳴を上げた。
グリッドマン隊長の切断された生首を見て、誰もが愕然となる。
「アー、ハハハハッ!」
ローズマリーは笑いながら、生首を兵士たちに投げつけた。
背後には、バラバラになっていたハズのエリザベスが!
何事もなかったかのように立っている。
いきなり、奇声を発したローズマリー。
口が両耳まで裂け、パッチリした両耳が…
ギラリとした吊り上がった形に変貌する。
兵士の1人…グレンが怒りに震える。
「て、テメェッ!
人形のクセに、俺たちをナメやがって!」
「人形のクセにィ?
アンタたちこそ、北の魔界の人形をナメてんじゃないわよ!」
「くたばりやがれ!」
発砲を始めたグレン。
「フン!」
ローズマリーは飛び上がり、グレンの傍に着地!
グレンの左腕を掴んで一気に投げ飛ばした。
更に他の兵士たちをも、次々と投げ飛ばし…
床に倒れ込んだ兵士の1人の足首を掴み…
何度も床に叩き付けたり、ブルンブルンと振り回したりした。
ローズマリーの…
力強さと、その動きの機敏な事!
別の兵士…ケインがバズーカ砲を撃った。
ローズマリーは飛来して来た砲弾を素手でキャッチ!
ケインめがけて、投げつける。
ボーン!
ケインの上半身が吹き飛んでしまった。
兵士たちは狂ったように、発砲し続ける。
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