エンブレム〜序章〜?―?
「はい!」
「はい、麻衣ちゃん」
「シナナちゃん何てどう…」
「だから名無しから離れろよ!」
一体そのネタいつまで引き摺る気だよっ!
「ちぇー…」
「ちぇー…、じゃないっ!」
その後も名前を挙げ否定して名前を挙げ否定してを繰り返し候補のようなものがいくつも浮かび上がったが結局は何も決定打にならず全てお流れとなってしまった。
「で…」
結局は暗礁に乗り上げた訳で…。
「はぁ…こんだけ人数居ても浮かばないものなんだなぁ…」
遼が溜め息をつき机に突っ伏した。
「どうしましょうか…」
幸姉も困った顔をしてそう呟いた。
「う〜ん」
麻衣も腕組みをして必死に何か考え込んでいた。
「はぁ…」
どうしよっかなぁ…。
俺も溜め息をつき頬杖をついた。
一体どうするべきか…。
何気なく彼女を見た。
「…はっ」
目線があった瞬間プイッと目を逸らされた。
…何か嫌われることしたか、俺。
「…ん、あれ。ねぇ」
何かに気付いた様子で怜は彼女に話しかけた。
「その胸ポケットに入ってるの何?」
「これですか」
彼女は胸ポケットを指差した。
「そうそれ、どうしたの。昨日はそんなの持ってなかったのに。写真?」
「はい、麻衣ちゃん」
「シナナちゃん何てどう…」
「だから名無しから離れろよ!」
一体そのネタいつまで引き摺る気だよっ!
「ちぇー…」
「ちぇー…、じゃないっ!」
その後も名前を挙げ否定して名前を挙げ否定してを繰り返し候補のようなものがいくつも浮かび上がったが結局は何も決定打にならず全てお流れとなってしまった。
「で…」
結局は暗礁に乗り上げた訳で…。
「はぁ…こんだけ人数居ても浮かばないものなんだなぁ…」
遼が溜め息をつき机に突っ伏した。
「どうしましょうか…」
幸姉も困った顔をしてそう呟いた。
「う〜ん」
麻衣も腕組みをして必死に何か考え込んでいた。
「はぁ…」
どうしよっかなぁ…。
俺も溜め息をつき頬杖をついた。
一体どうするべきか…。
何気なく彼女を見た。
「…はっ」
目線があった瞬間プイッと目を逸らされた。
…何か嫌われることしたか、俺。
「…ん、あれ。ねぇ」
何かに気付いた様子で怜は彼女に話しかけた。
「その胸ポケットに入ってるの何?」
「これですか」
彼女は胸ポケットを指差した。
「そうそれ、どうしたの。昨日はそんなの持ってなかったのに。写真?」
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