(仮)消えた男…陰の薄い恋…2-2
お巡りさん「あの〜すいません…警察庁の犯罪課の轟刑部さんでいらっしゃいますか?ちょっと中の方で現場検証をして頂きたいのですが…遺体が一体、在りまして…」
轟刑部「遺体が?!…」
お巡りさん「はい…アパートの住人と思われます…遺体の傍に財布が有りまして…その中に免許証が入っていたので…名前が…安野 丈 と…」
香「えっ…?!その遺体は安野 丈 に間違いないのですか?!」
伊井 香 が直ぐ後ろで話しを聞いていた…
香「お願いです!その遺体を見せて下さい!」
と、伊井 香 は食い入って来た!
お巡りさん「ダメですよ!遺体は、かなり酷い状態で一般の人には見せられる状況じゃ有りません!」
香「轟刑部!本当に、お願いします!私に彼を見せて下さい!」
伊井 香 は、お巡りさんの話しなど全く聞いていなく轟刑部に物凄い真剣な目で訴えていた!
轟刑部「分かりました!身元確認の為に見せますが…物凄く酷い状態って言うのを覚悟して下さい!」
牧刑事「刑部!良いんですか?!…」
と、牧刑事が言っているのが耳に入らない様子で轟刑部と伊井 香 はアパートの中に入っていった…
つづく
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