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DREAM TAXI

[663]  陣内  2006-07-01投稿
『すみません、○○○○○ビルまでお願いします!』
俺は猛烈に急いでいた。なぜなら今日は大切なプレゼンがあるからだ。社会人としてやってはいけない寝坊をしてしまった。
『え、何ですって?』
『だから○○○○○ビルだって。早くしてよ、今急用なんだから』
『お客さん〜このタクシーのこと全然わかっていないでしょ。このタクシー別名マッハG○G○G○タクシーって言われてんだから』
驚いた。アニメの見すぎだよ。
『このハンドルに四個のボタンがありますよね?ボタンの数だけ凄いサプライズがあるんですよ!』
お前が運転手なのがすでにサプライズだよ。
『じゃあ、早くそのボタンを使って目的地に行ってくれよ』
『わかりました。一つ目のボタンは、好きな音楽を流して時間を忘れさせるSOUNDSTYLE』
死ね、ふざけるな。
『お気に召さなかったみたいですね。では二つ目のボタン、フロントガラスで映画が見れるMOVIESTYLE』
お前が運転できないだろ。
『仕方ないですね。三つ目のボタン、バネの力でひとっ飛びSPRINGSTYLE』
マッハG○G○G○だってそんなに飛ばないよ。
『仕方ない…最後はパトカーに早変わり、サイレンを鳴らして地上を征すPOLISTYLE!』
もう…ダメだ…。

感想

  • 1895: あははははっ!笑っちゃいました(^O^)テンポといい、アイディアといい只者ではないですね。 [2011-01-16]
  • 1900: おもろいっす! ただ主人公のツッコミの前をひとつ空けてもらえたら読みやすいと思います [2011-01-16]
  • 1925: 陣内です。アドバイスありがとうございます。これからも頑張っていきたいと思います。 [2011-01-16]

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