携帯小説!(PC版)

Masack

[391]  笹の葉  2006-07-01投稿
あの日の僕は何処へ行ったのだろう。
あの日で僕は変わってしまったのだ。
あの日で僕は違うもう一人になった。
あの日で僕は心なくなってしまった。


あの日で僕はもう………。

『ぎぃやぁぁあぁぁぁあ…………ぐぇく…』

星が瞬く夜の空。暗い夜道で醜い叫び声が響く…

『アナタは何を求めていたのかな?私には解らない』

虚空の夜闇から暗い奈落の底から響く魅惑のうた声。
『私はアナタを知ろうとは思わない。でも知りたいの』
誘惑の調べは何もない月の陰へと消えていくのだ。

あたかも何も無かったのように……。

月は知らぬのかこの世に起こる不運な物語。



ああ!!……この世に起こる不運な物語――----。

あなたその目で特と見よ。

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