携帯小説!(PC版)

公平な神々

[386]  アスク  2009-01-18投稿

朝に太陽が見えるのは
神々が公平だからだ
暗い闇の中に
誰も置き去りに
ならないように
神々が与えた
時間という証明
明日の訪れを
怖がる人々だって
闇夜に消えてった
名前もない人だって
明日を生きる権利は
決して無くなりはしない
今もまだ世界は回ってる


端の端には光が来ない
そう言って泣いた
君の頬を濡らした
燃料源を乾かそう



全てに繋がる鼓動を
精一杯に広げるんだ
この場所で君に会う
奇跡以上の奇跡だ
公平な神々よ
今だけ俺に少しだけ人よりも人らしく
彼女と向き合いたい


まだ知らない世界を
周りの人は見ている
消えてく時空のドア
ノックすら出来ない
生まれてくる声
死にゆく者の痛みを
背負う覚悟はできた
明日を追いかける
今でも君の思い出だけは
覚えている
君自身知らない君を
知ろうとした過ちも



名前すら忘れても
温もりだけは覚えている
手先から心臓に
流れたのを覚えてる公平な神々よ
今だけ俺に少しだけ
誰よりも君だけの
微笑みを見ていたいよ


体と同時に
心まで無くした
笑わない君の
顔なんて見たくないな
だから最後までずっと
泣くのはもうやめてよ
ただずっと笑ってくれよ


※(repeat)


†(repeat)


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