携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> キリクルエ〜??

キリクルエ〜??

[256]  七草  2006-07-02投稿
『---――八時十五分!!』

僕が着けている腕時計が現在の時間を教えくる…。
この腕時計は学校で配られる、鞄と同様な必要最低限の必需品。
ある一定の時間に学校へ入らなければ、腕時計が『学校に遅れてるぞッ』と電子音的な声で告げてくるのだ。
…学生は皆揃って学校での迷惑品だと言うだろう…。僕は遅刻などした事無かったから、この声を今まで聴いたことが無かった。
だからそんなに迷惑だと思ったことが無い。逆に時計を買わなくて嬉しいと思っていた。
しかし、いざ聴いてみると非常にうるさい…。

『--――八時十七分!!八時十七分!!イソゲッ!!イソゲッ!!モタモタスルナ---―――!!!』

腕時計が機械の癖に叫び声を上げてくる。

「そんなことッ……わかってッ…る…よッ!」

僕は今学校への道に続く、長い坂道を自転車で上っていく所だった。

感想

感想はありません。

「 七草 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス