心根?
真澄は何を言うつもりだったのだろう。家に帰るとベッドに横になりながら考えた。彼女のことが気になってしまう。忘れようとしても忘れられない。もしや…、いや、そうに違いない。しかし、彼女への思いと同時に疑いの気持ちもまだある。ドッキリではないだろうか、とくだらないことを考えた。しかし、彼女の行動をよく考えると僕に気があるのでは、と思わせることがよくある。もしや、さっき言うつもりだった言葉は…。だか、椎名との関係が気になる。もとは椎名が彼女を僕に紹介したようなものだ。急に仲良くなった二人…。わからない。わからないといえば、彼女と喧嘩をしていた人の声が思い出せない。わからないことだらけだな、と思った。
あれから彼女とは会っていない。そして長かった夏休みが終わった。
久しぶりの教室はなぜか新鮮に見えた。席に座って先生を待っていると、側にいる女子の会話が聞こえてきた。
『椎名君、煙草が見つかって停学になったみたいだよ』
『そうなの?いつから煙草吸ってたんだろ?』
『どうなんだろ?』
驚いた…椎名が煙草を吸っていたなんて。もしや、だからお金が必要だったのかな、と思った。
あれから彼女とは会っていない。そして長かった夏休みが終わった。
久しぶりの教室はなぜか新鮮に見えた。席に座って先生を待っていると、側にいる女子の会話が聞こえてきた。
『椎名君、煙草が見つかって停学になったみたいだよ』
『そうなの?いつから煙草吸ってたんだろ?』
『どうなんだろ?』
驚いた…椎名が煙草を吸っていたなんて。もしや、だからお金が必要だったのかな、と思った。
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