SLOW LOVE(15)
中学生活最後の1年が始まった。それと同時に受験生にもなってしまった。
俺の成績は全体からすると中級レベル。ユキちゃんは付き合い始めてから知ったが、やたら頭が良く、確実に上級レベルだ。
「絶対合宿のクラス違うやん‥‥俺ら‥」
もうすぐ俺らの中学の恒例行事、『受験勉強対策合宿』がある。
成績のレベルごとにクラスを分けられ、夜10時近くまでみっちり教室でシゴかれ、最後は男子は体育館で、女子は多目的ホールで寝るという地獄合宿だ。
「私、上級クラスになるほど頭良くないよ。」
「俺今度の小テスト頑張る!そんで一緒の上級クラスにいく!」
「そんなに頑張らなくても…。もしそれでマサノブ君が上級いって私が中級だったら本末転倒だよね。」
「それは絶対にない!!」
ユキちゃんはクールだ。俺はこんなに一緒に居たいのに軽くあしらわれてしまう。
俺は置いてきぼりにならないように必死に頑張るしかない。
「俺、頑張るよ。」
「うん。頑張って。」
ユキちゃんと俺が付き合えてるのは奇跡に近い。
合宿まであと2週間。
なんとか二人の距離を縮めたくて俺は焦っていた。
いつまでも『ほのぼのカップル』と言われてたまるもんか…
俺の成績は全体からすると中級レベル。ユキちゃんは付き合い始めてから知ったが、やたら頭が良く、確実に上級レベルだ。
「絶対合宿のクラス違うやん‥‥俺ら‥」
もうすぐ俺らの中学の恒例行事、『受験勉強対策合宿』がある。
成績のレベルごとにクラスを分けられ、夜10時近くまでみっちり教室でシゴかれ、最後は男子は体育館で、女子は多目的ホールで寝るという地獄合宿だ。
「私、上級クラスになるほど頭良くないよ。」
「俺今度の小テスト頑張る!そんで一緒の上級クラスにいく!」
「そんなに頑張らなくても…。もしそれでマサノブ君が上級いって私が中級だったら本末転倒だよね。」
「それは絶対にない!!」
ユキちゃんはクールだ。俺はこんなに一緒に居たいのに軽くあしらわれてしまう。
俺は置いてきぼりにならないように必死に頑張るしかない。
「俺、頑張るよ。」
「うん。頑張って。」
ユキちゃんと俺が付き合えてるのは奇跡に近い。
合宿まであと2週間。
なんとか二人の距離を縮めたくて俺は焦っていた。
いつまでも『ほのぼのカップル』と言われてたまるもんか…
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