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昔の彼女(5)〜回想4〜

[272]  ひろ  2006-07-02投稿
朝−。

ピピピッ

《バシ》

俺は目覚まし時計を止めた。

「ん〜、やれば出来るなぁ、俺も…」

用意をして、学校に行く。

途中…携帯をチェックする。

あ、由美から…
ヤバイ、全然気づかなかった?


内容−−−−−−−−
さっきはごめん(>_<)
ヤキモチやきすぎだよねぇ〜

何はともあれ明日、勉強頑張ってね☆


−−−−−−−−−−
俺は胸をなでおろす。良かったぁ。
昨日、怒ったかと思ってたからな。
今日会ったら俺も謝らなきゃな。


毎回、こんなに素直だと楽なのに…


「あ、おはよう///」

「うん、おはよ。
今日、よろしくな☆」
俺は学校に着いて藤宮に挨拶した。

とっとと席に座って勉強を始める二人…。

現在、時刻…7:00


静まりかえった教室…二人の話し声だけが聞こえる。

「ね、佐野君?」

「ん?」
俺は書いてた手を止めた。

「由美ちゃんと付き合って、もう長いよね?」


「え、あぁ。一年以上たつかな…?」

「羨ましいなぁ。」

「え、そぅ?」
なんだ、この雰囲気…気まずいというか、由美に悪い気持ちになってきたぞ…。

(としかずの事好きなのかも…)

って由美言ってたっけ……

いいや、冗談ぽく聞いてしまおう。

「藤宮、俺の事好きだから由美の事気にすんだろぉ??」
と笑いながら聞いてみたんだけど…

だけど…

……目の前で藤宮がゆでダコ状態でうつ向いてます。

「うそ…
ホントに…?」

いや、女の子に好かれて悪い気なんてしないけど…

由美がこの状況を見たら、かな〜りキレるな。

「ごめんなさい。由美ちゃんに悪いよね?
勉強とかって、下心丸出し…」
藤宮はそう言って、もっと赤くなり、うつ向いた。


そうか…、下心でこの勉強会は開催されたのか。

俺って…




「鈍いか。」

はっ。
由美との帰り道…。

今朝の事思い出して、とっさに言葉に出てしまった。

あの後、クラスの女子が入って来て、何も言えなかったんだけど…

「かなり、鈍いと思うよ。」

由美は少し不機嫌そうに答えた。


「じゃあ、明日ね〜」「あ、おぅ。」

???

なんかしたか俺?




由美はとしかずの後ろ姿を見つめていた。

ある決意を持って…

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