キスキスキス
2005年2月
雪がちらっく午後
私ゎコンビニを出て
車に乗り込む
エンジンをかけ
走り出そぅとした時だった
コンコンッ
『ん…?』
車を叩く
長身な男性
車に響くBGMを小さくし
運転席の窓を空ける
『ぁ…ども』
男性ゎ1週間前
仕事場に訪れ
自動ドアの修理に来ていた
『ぁ…この前ゎどぅもぁりがとぅございました。』
私ゎ答えた。
『い-ぇ。それょりそのパスタぅまぃ?』
『なんで買った物知ってるの?』
『ん?ズット見てたから』
彼ゎニッと笑った
私ゎこの空気を苦手に感じ
早く抜け出したかった
『君さ名前ゎ?』
『へ?何デスか?』
『名前。教えてクダサィ』
『…小坂ゆら。アナタゎ?』
『俺ゎ竜二』
『なんか紙ナィ?』
ぁ、これでいぃゃ。
とペンを取り出し
ポケットにあったレシートを見つけ彼ゎ何やらメモした
『時間とらせてゴメンね』
とメモした紙を
『ハィ』と私の手に握らせ
自分の車へと戻っていった
これが私達の出会いだった
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