携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> ソードメーカー16―?

ソードメーカー16―?

[392]  いっと  2009-01-24投稿
「どうして…?」
ロザラムは今にも泣き出しそうな表情になっているエミリアを、辛そうな顔で見つめながら、
「僕は既に罪人になっているんだ。ベイスを襲撃する為の手引きを行い、そして…」
そう言って、彼はちらりとロイ、ルイス、リリーの三人を見た。
「ロイ君達三人を殺そうとし、そこの女の子の知り合いを殺した。…もう、後戻りは出来ないんだ」
「!」
その言葉に、ミリスとエミリアは大きく目を見開いて、ロイ達三人の方に顔を向けた。
「…」
ロイ達三人は無言で小さく息を吐くと、ミリスとエミリアに向かって一つ小さく頷いた。
「ロザラム…あんた、何やってんのよ!万歩か億歩譲って町の人達をああいう目に遭わせたのは仕方ないとしても、ロイは町の外の人間だし、リリーちゃんもルイス君も事件の事は知らない。関係の無い、しかも生き残った人間をわざわざ殺そうとするなんて、酷すぎるわ!」
ミリスは歯をぎゅっと噛み絞めると、ロザラムに向かって怒りの声を上げた。
「…お前の言う通りだ。ミリス。だが、計画ではお前達一家以外は皆殺しにするというものだった。俺はそれに従ったまでだ」
ロザラムは表情を変えずに淡々とした口調で、ミリスの疑問に答えた。

感想

感想はありません。

「 いっと 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス