東西南北-King of King-
呼び出された
ヴァジュラと阿修羅は
王座の間…いや西の王ロキを見て悟った
『王は怒りに満ちている』
ロキは口だけ笑いながら指を噛む仕種がある
一見子供のような仕種だが
これが王・ロキの怒りの仕種だ…
「命令はなんでしょうか…?」
恐る恐る阿修羅が聞く
「今から東を潰す………準備をしろ」
指を強く噛んでいるのか
血が口元を通り垂れる
「「了解しました…」」
二人は頷き部屋へ行く
白い鎧を纏っているヴァジュラは通称『白』と言われている
小さな戦争で幾多の人を切ったが鎧に血は一滴たりとかからないと言う事からそう呼ばれている
それとは逆に黒い鎧を纏っている阿修羅
通称『千手』
幾つもの手を持つかの如く背中にある10本の剣を華麗に使うため
そんな風に呼ばれている
30分程が経ち二人が現れた
「準備完了だね?……行こうか…」
「かぁいもぉぉん!!!!」
がたいの良さそうな門番達の声と共に扉が開く…
「さて…二人共道案内ヨロシク」
ロキは笑いながら二人に言う
流石のロキも短い旅であっても
側近二人にプレッシャーを与えない為に怒りを抑え込んでいるらしい
それを二人は悟っていた…
ヴァジュラと阿修羅は
王座の間…いや西の王ロキを見て悟った
『王は怒りに満ちている』
ロキは口だけ笑いながら指を噛む仕種がある
一見子供のような仕種だが
これが王・ロキの怒りの仕種だ…
「命令はなんでしょうか…?」
恐る恐る阿修羅が聞く
「今から東を潰す………準備をしろ」
指を強く噛んでいるのか
血が口元を通り垂れる
「「了解しました…」」
二人は頷き部屋へ行く
白い鎧を纏っているヴァジュラは通称『白』と言われている
小さな戦争で幾多の人を切ったが鎧に血は一滴たりとかからないと言う事からそう呼ばれている
それとは逆に黒い鎧を纏っている阿修羅
通称『千手』
幾つもの手を持つかの如く背中にある10本の剣を華麗に使うため
そんな風に呼ばれている
30分程が経ち二人が現れた
「準備完了だね?……行こうか…」
「かぁいもぉぉん!!!!」
がたいの良さそうな門番達の声と共に扉が開く…
「さて…二人共道案内ヨロシク」
ロキは笑いながら二人に言う
流石のロキも短い旅であっても
側近二人にプレッシャーを与えない為に怒りを抑え込んでいるらしい
それを二人は悟っていた…
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