月に問う
まんまる月夜に
ベランダに出て あの子を想う
ねぇ 今どこにいる?
ねぇ 今なにしてる?
昔の人が言った通り
死んだら夜空のお星様になるんだったら
あなたはその中のどれなのかな
私を少しは見守ってくれてたりするのかな
こんな都会の空を通してじゃ、見えないかな
ねぇ
帰っておいで
帰っておいで
そろそろ淋しいでしょ
あなたの居場所はいつだってココにあるんだからね
帰っておいで
帰っておいで
姉ちゃん 寂しくてどうにかなりそうだよ
やっぱりまだ逢いたいと強く祈ってるよ
どうして叶わないんだろう‥
どうして
命はいきなり尽きちゃうのかな
誰かが
誰も命を無駄にしないようにって、命に終わりを創ったって言ってた
その命の終わりを知っていたら、結局無駄にしちゃうから
だから 終わり を教えてくれないのかな
でもそれはやっぱり
あんまりだと思う
誰を恨めばいいの
何を憎めばいいの
運命だった
はいそうですか じゃ
私はやっぱり納得出来ない
でも 運命を呪ったところで
結局何も変わってくれないん
変わらない事実を変えるには
どうしたらいいんですか
夜空に何を問い掛けても
誰も何も返してはくれない
沈黙こそがこの想いの答えなんだろうか‥‥
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